僕の宵と明けの唄

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アスペルガー症候群の僕の日々の生活・趣味を綴ります。

アスペルガー症候群とセロトニンと過敏性腸症候群

アスペルガー症候群である。

 

 診断されたのは、2年前だが、医者に調べてほしい、とお願いしたのは、もう10年も前にさかのぼる。

 

 今、巷で、アスペルガー症候群に関する書籍がコーナーを設けられるほどに売られ、某国営放送でも人気番組で取り上げられるくらいの広い認知度を示すようになったが、10年前は、日本ではそれほどメジャーに認識されてはいなかった。

 

 で、ようやく、この今はマイナーな病気、あるいは人の特性が浮き彫りになり、2年前、主治医も重い腰を上げて、専門医に紹介してくれた。

 

 「だったら、最初から、専門医に診てもらえばよかったのでは」・・・と思われるかもしれない。

 しかし、このことに関しての支援の現場での対応は、当時は、「原則、35歳までの人を対象とする」ということで、あきらめたのだった。

 

 診断を受けて、すっきりしたというのが、本音だった。

 そして、長年の違和感の原因をそこに求めたし、特性として、知識や情報処理が得意なわりに、処理速度が平均値であるという、「いびつさ」が、客観的にも誤解を受けやすいタイプであることが、wais-Ⅲというテストでわかった。

  

 

 アスペルガー症候群に関しては、遺伝がその主な原因とされるようだが、自分の場合は不詳である、と認識している。

 

 というのも、たとえ近親者にそういう因子があったとしても、ついこないだまでの、日本社会の産業構造、職場環境、仕事の形態は、それを許容するものであったからだ。

 

 今、あるいは無知だった昨今までの、状況下では、むしろ「軽度」の障害で苦しんでいる人が多い。

 

 アスペルガー症候群の特性については、ほぼ割愛させていただくが、3点だけ。

 コミュニケーションが不得意なこと、二次障害として、「うつ病」を発症しやすいこと、「睡眠障害」に陥りやすいこと、の連動がある。

 そこで、鍵となるキーワードは「セロトニン」だ。

 幸せホルモンとして名が知られているセロトニンだが、アスペルガー症候群の特性として、脳内の受容体が健常者に比べ、働きが弱いことが挙げられる。

 

セロトニンと食事の関係

 セロトニンは、運動やいろんなことで増えるようだが、食事のとり方について特化して、書きたい。

 

 セロトニンの主成分である「トリプトファン」は、食事でしか、補うことができない。

 また、セロトニンを増やす栄養素の一つである「ビタミンB6」を含む食品を、意識して食べるようにしている。

 

 その両方を含む食材が多くあり、その中から一番を選べないが、あえて選ぶなら、カツオ。

 幸い新鮮なカツオを入手しやすい環境下にあることも大きい。

 あとは、真アジの塩焼き、味噌汁には岩手の特産品のワカメ、副菜として、ひじき煮などもよく食べる。

 さらには、ひまわりの種がいいというのを、かなり前に知り、アメリカ在住のgotoちゃんに、わざわざ帰国の都度、ヒマワリペーストも含めて、買ってきてもらった。

 

 セロトニンの話にもどるが、脳と腸に密接な関係があり、腸内セロトニンは、ストレスなどの刺激を受け、腸への弊害を引き起こす。

 「過敏性腸症候群」がそれである。

 もう5・6年前の話になるが、兄が、これを発症した。おそらく今でも、特に油ものは食べられないと思う。

 

 先に記したとおり、セロトニンは、脳から腸内セロトニンを介して、腸を刺激するが、同時にセロトニンは、ストレスを軽減させるホルモンでもあるから、トリプトファンやビタミンB6をとることがよい。

 

 僕の場合は、前に書いた記事の掌蹠膿疱症で、運動不足になり、過食も重なって、生活習慣病になり、胆石症になり、胆のう切除をすることにより、体の負のスパイラルから、ようやく抜け出せた感がある。

 並行してアスペルガー症候群の診断と、それに伴う支援を受けることがプラスになっている。

 

 脳のクセに関しては、まだまだだな、と思うことが多いし、一生のお付き合いだが、支援者や友だち、そして家族の支えを感じることにより、何とか「生かされて」いる。