僕の宵と明けの唄

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僕の宵と明けの唄

アスペルガー症候群の僕の日々の生活・趣味を綴ります。

The cureでイントロ・ドン

 

うちらの高校は、神聖な高校で修学旅行というものがなかった。

で、日帰りの旅行で、3年生の時には、浅虫に行った。

今はない遊園地で、コーヒーカップに乗っていたら、T幹事が具合を悪くして、青い顔をしていたのを覚えている。

 

行きだったか帰りだったか忘れたが、walkmanthe curethe head on the doorという名作アルバムを聞いていた僕に、くんじゅんが、俺にも聴かせろということで、聴かせたが、感想は「歌に入るまでがずいぶんなげーなー」というものだった。

 

そう、the cureはおおげさだが、イントロで曲の半分をやってしまうようなバンドだった。

 

長さの話をしているわけではなく、曲の雰囲気から、時にはサビのメロディーから、まさに文章における逆三角形の技法、おしいもの、好きなものから食べるという食べ方の作法を体現しているバンドだったのだ。

 

キャッチ—な曲を作る、とにかく作る。という覚悟がフロントマンのロバート・スミスにあったのだと思う。

 

The cureのイントロ・ドンをやったら、僕はどこまで好成績を上げることができるだろうか。

 

イントロがすばらしい曲を上げたらキリがないが、僕が聴き始めたあたりでいうと、

inbetween days

close to me

だし、

手に入れたのは、発売より後だが、1986年発売のstaring at the sea(じいさんのしわくちゃ顔がインパクトのあるジャケもすばらしい)というsingles

jumping someone elese's train

boys don't cry

the caterpillar

 

2枚組アルバムkiss me,kiss me,kiss meで実験的な作品も多い中、キャッチ—な曲をやることも忘れていない

just like heaven

 

一方で、でしゃばらないイントロで印象的なリフでフリに使っている曲も多く、

the love cats

イギリスのみならず、アメリカでも売れたアルバムwishの中の

high

など、彼らの名曲をあげたらば本当にキリがない。

 


the cure BESTIVAL LIVE 2011 [解説付 / 国内盤仕様 / 2CD] (BRSB50)

 

アルバム、bloodflowersが意欲作だったろうが、僕のような保守的な人間には合わなくて、そこで大体、僕の中のヒストリーが終わってしまったが、new wavebest bandの間違いない筆頭格だった。

 

 

ぶかぶかの服を着た元祖ビジュアル系

もう一つ言っておきたいのは、僕が彼らと出会ったのは、曲よりもまずビジュアルにおいてであったということ。

 

ロバート・スミスの化粧した顔、特に実際の下くちびるより、さらに厚く塗った口紅。

おおげさにぼっさぼっさに膨らませた髪。

 

The cureでの活動と並行して、スージー&ザ・バンシーズにもメンバーとして参加していたこともあり、スージーから吸収したものなのか。

 

下くちびるの強調は、口紅を塗っていないエコ・バニのイアン・マッカロクの分厚いくちびるにも引けをとらない。

 

The cureのビジュアル面を支えたのは、pvを作るtim popeの力も大きかった。

 

音楽面のダークさ、サイケデリックさ、キッチュさを最高のエンターテインメントとして、表現してみせた。

 

手がけたpvは多数で、僕が最も好きな映像作家だが、数々のthe cureの作品のほか、talk talkの一連の作品、特にlife's what you make itの世界観は最高だ。

 

ちなみに、tim popeは映画監督としてthe crowという映画の続編も撮っている。