僕の宵と明けの唄

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僕の宵と明けの唄

アスペルガー症候群の僕の日々の生活・趣味を綴ります。

眠れない僕の旅

 こないだ、東日本震災後、初めて、岩手の沿岸部に出かけてきた。
 正直、複雑な思いがあって、いろんな人の話や、街の状況を聞くにつけ、足が遠のいてしまっていた。
 自分が役に立つ身ならば、少しは前向きにもなれたのか。。。沿岸で育った人の話を聞き、気持ちに通ずるものがあった。

 けれど、そろそろお金を落としてくることぐらいはできるだろうというのが、三陸旅にあたっての気持ちだった。

 そして、最近、僕は、旅行する機会を意識して増やそうとしている。
 というのも、今、お世話になっているアスペルガー症候群の支援施設の担当の方から、ストレス発散と気分転換のために、「非日常的なことの体験」が効果が強い、と教えられてきたからだ。

 僕はアスペルガーの二次障害として、うつ病と睡眠障害を患っているが、睡眠に関しては、極めてめちゃくちゃなサイクルを送っている。
 そういう時に、支援者の方々から聞かれるのは、「それで、困っていることは」という問いかけである。
 結論からいうと困るのは、人付き合いをしなければならないシチュエーションだ。

 例えば、近親者が亡くなった時、亡くなった当日から葬儀を終えるまでとなると、特に田舎では、相応の日数を要する。
 悲しみで、心が不安定になっているというのもある。自分でいうのもなんだが、繊細にできあがっているから、日にちが立つにつれ、疲労も蓄積し、しまいには、神経が逆立ってくるのか、ちょっとしたことで、眠れなくなる。
 大事な葬儀の前の日に一睡もできないでいるということが、近年、何度かあった。
 話が随分それてしまったが、旅行でも同じようなことが起きる。
 

身近な助けと公的な支え

 旅程を立て、さあ行くぞとなった前の晩は興奮して寝られない。一泊を旅先で取るが、翌日の旅程を考えて寝られない、となる。
 そこで、活躍してくれるのが、今は、かみさんで、帰路を運転してくれる。帰り道ならば、想定の範囲内だろうから、任せている。

 高速道路の利用に関しては、いろいろと指針が変遷し、休日の地方の高速道路利用料金を1,000円ぽっきりにするという時代もあったし、無料化の実験や被災地支援の無料期間も設けられた。
 今も、時間帯割引(深夜0時~4時が基準)によるものが設けられているところがあるようだが、夜の高速は怖く、そこまで旅上手ではない。
 
 一方で、この間の盛岡~宮古~野田の旅では、主に車を利用したが、初めて三陸鉄道に乗り、期せずして、この6月から精神保健福祉手帳を持っている人については、料金半額で乗れるということだったから、助かった。
 ちなみにiGRではすでに開始されており、もっと調べたらいろんな県の主に鉄道では私鉄で、ほかの障がい者の方が受けていた割引制度が受けられるようになっていたことがわった。
 また今年、平成28年の4月からだが、岩手県交通、県北バス、JRバスの各交通機関でも、高速バスと久慈こはく号と106急行バスを除いて、普通運賃の料金半額制度が始まった。

 なかなか利用する機会がないが、昔のようなぷらっとした一人旅にでも利用させてもらえたらと、今から考えています。