僕の宵と明けの唄

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僕の宵と明けの唄

アスペルガー症候群の僕の日々の生活・趣味を綴ります。

「ドグマチール」=「スルピリドアメル」=「スタマクリット」という抗うつ薬

うつ病を発症というか、そう心療内科で診断されて、最初に処方された薬が「スタマクリット」と「レキソタン」である。

で、すぐに太り始めた。27歳の時である。

それまで50キロ台だった体重があれよあれよといううちに増えていった。
精神を病んでいたせいなのかわからないが、心療内科の受付のお姉さんたちの声が聞こえる。--「やっぱり太ってきたわねぇ」。。。

そのうちに胸が少し大きくなってきた。

土曜の職場での野球同好会の練習の際に、今の子たちが着ているような速乾性のあるようなぴっちりとしたウェアとは違う「綿生地の袖が黒の七分、あとは白の丸首」という野球用のアンダーウェアを着ていて、思ったことすぐに口に出す先輩から、「お前の乳、変だよ~、ぜってー変!」とかってみんなの前で言われ、傷ついた自分がいた。

当時はインターネットも普及していなかったので、医者に直接たずねた。

すると、処方された薬のうち「スタマクリット」という薬の副作用として、「太りやすくなる」と「女性化乳房」があるというのを教えられた。

この「スタマクリット」の服用が初診の20年弱前から継続して続き、加齢による体質の変化も含めて20キロも太ることになる。

「スタマクリット」は、のちに「ドグマチール」として薬品会社の違いで名を違え、処方され続けている。

薬の名前

なんだか、前置きが長くなってしまったが、この「ドグマチール」は元々、胃潰瘍などの症状を改善するために開発された。
だから名前が英語で「胃」のスタマックから取ったであろう「スタマクリット」なのである。

調べてみると、生物や化学系に詳しくはないが、消化管に作用し、消化を促進させる作用があるのがわかる。

そりゃあ太るは。。。

しかし、なぜ、「女性化乳房」を引き起こすのかはわからない。

太るのも嫌だけど「女性化乳房」は嫌だ。
太る前に「女性化乳房」は始まっていたのだから。

それを医師に訴え、服用を止めたいというと、「そういう考え方自体が思考に偏りがある」と言われ、服用を続けるよう言われる。

そうすれば、自分の取る手段は「勝手に服用を止める」しかない。

で、具合が悪くなる。

服用すると調子がよくなり、止められなくなる。

・・・という行ったり来たりの過程の経て、服用を続けている。

今、服用を続けられているのは、それでも自分をパートナーとして認めてくれる妻がいるからである。

妻がいなくなったら、自分の体が嫌になって、服用をやめるかもしれない。

実際、一時期、服用を止めた時期があって、その時期は、いろんな要因も重なったが、「運動」をしたわけでもなく、体重が3カ月ほどの期間で10キロ減った。
精神的には最悪で、いろんな面で判断力が鈍り、不安が心を支配し、人間関係までも悪化し、ついには仕事も病気休暇を取って休んだ。

医者には、その副作用があることを早く言ってほしかったけれど、「スタマクリット」が自分に合ったし、それまで感じていた胃の不快感や、毎朝続く、歯磨きをするたびの胆汁を吐き出すほど嘔吐するということがなくなる。

さて、「ドグマチール」という名前であるが、「ドグマ」というのが宗教上の教義の意味で、転じて「偏り」という意味もあるようだから、「ドグマ=偏り」が、「散る」という名づけ方ではないかと推察している。

体重や体形の偏りもなんとかしてほしいもんである。

じゃあ「運動しては?」とみなさんおっしゃるが、
うつ病者にとって、運動は「健常者の2倍、人によっては4倍疲れる」という説がある。

当然である。
脳がエネルギー切れを起こしているのだから、疲れやすいに決まっている。

だから少しずつ、「散歩」を続けていられたら、「順調」であるといえる。

なので今、僕は不調の真っ最中である。